明治大学

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3年間しっかり取り組むゼミでビジネスを多角的、総合的に学ぶ

テーマを見つける。フィールドに出る。現場に密着する。チームで取り組む。そして自分の頭で考える。主体的に動くことが成長につながる。

広く多彩に展開している商学部の学びの魅力

uni_meiji_cap_20130701 中川ゼミがフィールドワークを行っている奥飛騨・山之村地区での現地調査の様子。ゼミ生は、溝さらい(水路の清掃)などの地域活動にも自ら参加することで、地域との深い関係を構築している。
明治大学商学部は1904年の設置以来、110年にわたる歴史を刻んできた伝統の学部。商学の専門知識と幅広い教養を身につけたグローバルな人材の育成を目指しています。商学部生が2年次から3年間、1人の担当教員の下で、特定の分野を深く学ぶ演習(ゼミナール=ゼミ)では、少人数で密度の濃い教育を実施。商学の専門知識を学ぶ商学専門演習と、深い教養を学ぶ総合学際演習の2つのゼミを同時に履修できる「ダブル・コア」は、商学部のカリキュラムの特長の一つになっています。総合学際演習の中川ゼミは「地域からの立地戦略研究―フィールドワーク入門―」がテーマ。昨年から中川ゼミで学んでいる3人のゼミ生にキャンパスライフを尋ねました。
●平松 明治大学の付属高校受験を決めた中学生の時、その先の学部のことも調べて、商学部への進学を考え始めました。学部の規模が大きい商学部の学びは、将来のさまざまな分野につなげられそうだと感じたからです。
●柿本 商学部は明治大の看板学部だし、多言語4年間一貫教育で外国語を磨くことも、商学系、経済系、社会学系などフォローする分野が幅広く、いろいろなことが学べそうだという点も魅力的でした。
●川村 私は高校時代から経営や商学を学べる学部・学科を志望していました。観光や交通など場所に関係する問題に興味があったので、ゼミの説明会で「都会の立地戦略も研究できる」と聞いた中川ゼミを選びました。
●平松 フィールドワークを活発に行っている中川ゼミの存在は付属高校時代から知っていて、先輩たちの雰囲気にもひかれました。何より、活動拠点が教室の外にあり、いろいろな地域に足を運んで実地調査を行うというスタイルは、活動的なタイプの自分に合っていると思ったんです。
●柿本 僕は商学専門演習で金融のゼミに入ることを決めてから「ダブル・コア」を知って、せっかくならタイプがまったく違うゼミで学んでみようと考えました。中川ゼミは地理が好きな僕に向いていると感じたし、ゼミの説明会で聞いた話も、面白そうだ、やってみたいと思う内容でした。

自分で“考える癖”をつけ主体的に動くことが成長に

uni_meiji_cap2_20130701 中川ゼミが関わっている各地のプロジェクトに関連した地域の特産品などを都内で紹介する場を設けるために、今年初めて立ち上げた「AJITOプロジェクト」。6月下旬の実施に向け、会場となる渋谷区のダイニング「AJITO」関係者らも交えて、ゼミで検討を重ねた。
中川ゼミのフィールドは、岐阜県の郡上八幡(郡上市)や奥飛騨・山之村地区(飛騨市神岡町内)、茨城県筑西市、あるいは都内の“谷根千(谷中・根津・千駄木地区)”など多彩。地域に根差した産業、地域社会の観点から、ゼミ生は各自のプロジェクトの現場に何度も足を運び、観察や調査を行います。
●平松 僕が関わっている山之村地区は東京から長距離バスなどを何回も乗り継いで丸一日がかり、公共交通機関では行くのが難しい“天空の里”と呼ばれる山里です。都会の自分たちとはまったく異なる環境に暮らす人たちと、初めはどう接していいのかわからなかったけれど、何度も通っているうちになじんでいくことができ、少しずつ見えてきたものや、わかってきたことがありました。現地に行くことの重要性を痛感するほど、「だけど心の距離は近い」と感じられて、本当に貴重な経験をさせてもらっています。
uni_meiji_cap3_20130701 中川 秀一教授
(なかがわ・しゅういち)
一九六六年生まれ。専門は地理学。国土周辺地域の地域存続力に関する研究をテー マとする。
●柿本 まず僕たちゼミ生が自分でやってみる、そこから考えて導き出した方向性が違っていても、先生は黙って見ています。何が間違っていたのか自分自身で気づくまで考えさせるのが中川ゼミの流儀。いつも先生がゼミ生に投げかける「それはなぜなのか」「どうしてそうなるのか」「本当にそうなのか」という問いを、自分から考えてみるようになりました。いつの間にか“考える癖”がついたことは、何をする上でも活かせる大きな収穫だと思っています。
●川村 先生の指示を待って、決められたことに従うのではなくて、中川ゼミは自分たちで考えて、自主的に活動しなければならないゼミ。皆で「どうすればいいのか」を考えて手順を検討したり、方向性を決めたりして、協力してプロジェクトに取り組みながら、私は中川ゼミで、チームワークの大切さを学ぶことができました。「やればやるほど、やることがある」ので確かにハードですが、充実しています。
●平松 中川ゼミで僕たちが教わっていることはたくさんあるけれど、先生は決して一方的に理論を教え込んだりしません。自分の頭で考えて、どんどん主体的に動かなければならないからゼミ生は鍛えられもするし、成長できるのかもしれません。

明治大学商学部イチオシの「ダブル・コア」

商学部では、1年次に初年次教育プログラムを展開し、2年次以降、商学専門演習に加えて、基礎総合系の総合学際演習を併置。2年次~4年次の3年間、2系統のゼミナールを同時履修可能とすることによって、それぞれを深く学ぶ「知の2つのコア(DoubleCore)」を用意しています。3年間の演習教育においては、2年次が導入、3年次が展開、4年次は論文作成と位置づけられますが、商学専門演習では、2年次は3年次からのコース選択の助走期間としての意味も持っています。

DATA

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1920年設立
法学部、商学部、政治経済学部、経営学部、文学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部、理工学部、農学部、総合数理学部
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1