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ルートチェックと交通のシュミレーションを

ルートチェックと交通のシュミレーションを

参加してみたい大学や学部・学科で行われるオープンキャンパスの「日程と訪れるキャンパス」が決まったら、次は、どうやって行くかを決めておこう。

しかし、これは世界の高校生の中の少数派の答えです。大学進学を控えた世界の多くの高校生の不安は、大学での勉強についていけるかどうかということで、大学で何をするのかと問えば、それは当然「勉強」ということになります。これが世界のスタンダードです。

初めに、自宅から開催地までの主要な交通ルートと利用可能な交通機関を調べ、当日利用する交通機関を決めること。そして、最寄り駅からキャンパスの最寄り駅までの所要時間、運賃をチェックし、受付終了時刻に遅れないよう、余裕を持って当日の出発時刻を決めよう。キャンパスと最寄り駅が離れている場合は、通常の路線バスの時刻表だけでなく、オープンキャンパス当日に臨時バスや直通バスが出るかどうかや、その利用方法などもチェックしておくといいだろう。

自宅からキャンパスまで行くのにかかる時間や乗り継ぎ方法、運賃から見積もった定期代金などを知っておけば、やがて通うことになるキャンパスへの通学の様子がイメージしやすい。そのキャンパスが入試会場になった場合にも、事前に交通のシミュレーションをした経験がきっと役立つはずだ。当日は保護者が運転する自動車やタクシーなどで行く場合も、公共交通機関を使った行き方を調べておくようにしよう。

また、初めて訪れる場所でも、地図を持っていると迷わずにすむことがあるし、交通トラブルなどがあった場合にも心強いはず。その場でスマートフォンやフィーチャーフォンからインターネットにアクセスして調べることもできるが、最寄り駅とキャンパスの周辺の地図のプリントを事前に用意して持参すると、より安心だ。

チャンスを逃さずにキャンパスに行ってみよう!

同一大学で同日開催のオープンキャンパスで各キャンパスの距離が近い場合、臨時のシャトルバスの運行などによって、1日で複数のキャンパスを見られることもある。そうした便宜がはかられていなければ、同じ時期に開催される複数のオープンキャンパスをハシゴすることは難しいはずだ。

そして、年1回しかオープンキャンパスを開催していない大学や学部・学科も少なくない。だから、やっと志望が決まった時には、行きたかったオープンキャンパスに参加するチャンスを失っていた、ということもしばしば。しかも、受験を目前にした高3生は、少しでも勉強に時間を回したいというプレッシャーが
強くなりがちで、オープンキャンパスどころではないかもしれない。だから、まずは「いつ行くか」のタイ
ミングを逃さないようにすること。もしチャンスを逃しても、簡単にあきらめず、別の機会を探すことも大切だ。今では、大学入試が終わった3月下旬~4月初旬(春休み期間中)に開催されるオープンキャンパスも特別なことではなくなっているし、ゴールデンウィー祝日からオープンキャンパスをスタートさせる大学も少なくない。さらに、近年は土日や祝日などを利用して数カ月にわたって、あるいは、入試期間を除くほぼ通年でオープンキャンパスを行う大学も増えている。また、キャンパス見学だけなら、申込制で随時受け付けている大学もある。

9月中旬以降、大学祭シーズンが本番を迎える秋も、キャンパスを体験ができる機会は多い。大学祭期間中に「ミニオープンキャンパス」や「キャンパス見学会」を同時開催したり、特設のコーナーで「個別相談会」や「入試相談会」を行ったりする大学も目につく。秋以降の開催スケジュールもチェックしておこう。

AO入試を考えているならまずはオープンキャンパスへ

オープンキャンパスでは、私立大学で実施されているさまざまな入試についての情報も得られる。過去問題の提供や、個別相談ができることも多い。予備校講師などによる各教科の入試対策講座や、推薦・AO入試の小論文対策講座、実技試験に向けた講習が行われることもある。

特にAO入試では、オープンキャンパスなどへの参加がエントリーの前提条件になっていることもあるので細心の注意を払いたい。オープンキャンパスに参加して講義を受け、作成したレポートを提出して審査に通るとAO入試へのエントリーが可能になる方式や、オープンキャンパスの折にAO入試の面談を実施して審査し、エントリー可能なら、その先に進むことができる方式もある。必ず募集要項をよく確認して、オープン
キャンパスなどへの参加が必須かどうかをチェックし、スケジュールを考えよう。

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PDF チェックシートをダウンロード

「ここで学びたい!」を思える大学に出会おう

オープンキャンパスに行く前や行った後は、ぜひ、8~11頁に掲載の各チェックシートを大学選びに活用してほしい。行く前に質問事項をまとめ、当日の感想をメモしておくこと、さらに、自分の“こだわり”をチェックしておくことは、きっと役立つはずだ。

最初は大学や学部・学科のことが何もわからなくても、オープンキャンパスで情報を集め、質問を考え、疑問点を相談し、体験授業を受けるうちに、チェックシートの「どちらでもない(不明)」が次第に減って、「重要」か「いいえ」のチェックが増えていくだろう。やがて自分が大学にどんな志向性を持ち、何を期待しているかが見えてくるに違いない。

オープンキャンパスに初めて参加した時にはピンとこなかった大学や学部・学科が、2度目の参加で志望校になったり、最初から「この大学がいい」と感じて志望校にしたいと考えていたが、他校も見た後で改めて行ってみたことで、揺るぎのない第一志望校になったりすることもある。「ここで学びたい」と思える大学に出会うことで、受験勉強のモチベーションはアップするはずだ。

さっそくこの夏、オープンキャンパスに行ってみよう!